朝晩は,だいぶ寒くなってきました。街路の木々も色づき秋の深まりを感じますね。
さて,
11月10日(日)障害者交流プラザにてオーティの会の活動が行われました。
この日は,ペアトレと茶話会の2本立てでした。その間,ボランティアの皆さんには子どもさんと一緒に遊んでいただきました。
ペアトレは,前回の宿題だった「子供の困った行動に対する親の対応と子供の反応」に沿って話し合われました。
ペアトレに参加された保護者の皆さんの感想によると,小倉先生から丁寧なアドバイスを頂くことができ,子供の行動に対する保護者の反応によって子育てが悪循環に陥ったり,また逆に好循環の流れを生じさせることもできることに気づかされたそうです。
このことは,子供の行動の裏にある子供の気持ちを考えることにもつなっがているようです。
また,ご夫婦で参加されたことで,お父さんが子どもに何かできることはないかと,子育てに積極的に関わってみる意欲につながっているといったご報告もありました。
次回の宿題は「子供をほめたこと」のようです。意識して褒めたいと意欲もばっちりお持ちのようです。この「褒める」ことが,子育てにどんな好循環を生むか楽しみですね。
月に1回ですが,みんなと語り合い小倉先生からのアドバイスを得るペアトレの機会を大切に思ってくださっていることが何よりうれしいことです。「一人で悩んでもしかたない。」本当にその通りだと思います。
次回のペアトレも受講者の皆さんが,揃って参加できるといいですね。
さて,ペアトレを保護者の方が受講されている間の子供たちですが,木琴を使った音遊びや輪投げなどをボランティアさんと一緒に楽しんでいました。
ボランティアさんからのお話によると,時間が経つにつれて,お友達と一緒に迷路をするなど少しずつですが遊びを通して交流が見られたようです。
お子さんからも「楽しかった。また,来たい。」といった感想が出ているようです。コミュニケーションの苦手な子供達ですが,ボランティアさんの支援を受けながら友達と一緒に過ごす時間が楽しいひとときになっているようです。
また,ペアトレと同時進行で調理室では茶話会が行われました。茶話会担当の方が用意してくださったお茶と飲み物を頂きながら歓談しました。参加者の子供は,大学生や高校生ということで,大学生活を子供がどのようにエンジョイしているか,バイトの選び方やバイト経験がどう就労に活かせるかといった話題に集中しました。
目の前に就労という大きな目標が見えてきているだけに,親同士の情報交換は大変貴重で役に立ちました。
ペアトレ終了後は,小倉先生をはじめボランティアさん,受講者と子供たちも茶話会に加わっていただきました。
短い時間でしたが,小倉先生やボランティアさん,先輩ママさんに気になっている事や心配事を質問したり相談したりする時間を持つことができました。最近の様子もお話しでき有意義な時間が過ごせたと感じました。
茶話会担当者から「準備や後片付けなど手伝ってくださってありがとうございました。」と皆さんへのお礼の言葉が寄せられています。楽しく茶話会に参加させて頂いた私たちの方こそ,計画から準備,後片付けまで引き受けて頂いた茶話会担当者の方にお礼を申し上げます。大変お世話になりました。
平成25年度 第2回ペアトレ & 第2回茶話会
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