いよいよ12月
2013年も あっという間でしたね。
年末にむけてますます忙しく慌ただしくなってくる今日この頃ですが
先日,12月1日(日)に第3回のペアレントトレーニングを小倉先生を講師に,また原田先生にもお越し頂いて行いました。
まずは前回出された宿題の結果発表から。
子どもをどうほめて,ほめた結果どうなったか,どんなことに気づかれたかを
みなさん発表されていきました。
どのご家庭も,ほめるために子どもができそうな課題を与えてみたり,一緒に何かに取り組んでみたりと
大変工夫されていました。みなさん,すごいですね!
ペアトレ参加者の方々の感想によると
ほめようと意識することで,子どもの今の困った行動よりも,以前より改善された行動に気づくことができ
親のイライラが減ってきたように感じるそうです。
さらに,ほめた後の子どもの行動にも注目することで,ほめ方が効果的であったか振り返ってみたり,また,効果がなかったときには
ほめ方を変えてみるとよいことがわかったそうです。
さらには,ほめ方を記録していくことで新たに気づくことがあったり,夫婦で話し合ったりして,解決の方法を思いついたりすることがあるらしいです。
行動を文章化していくことで,見過ごしていた事の中に子どもの行動の傾向が明らかになっていくことがあるのでしょうね。
文章化の際には,子どもの行動を「かしこい」とか「遅い」といった印象で表記するのではなく,「くつをまっすぐにそろえていた。」とか「テレビを10分ぐらい見続けてから宿題を始めた。」というように,見えた行動そのままの状態を書くとよいといったアドバイスも小倉先生からいただきました。
各家庭での実践を話されることで,ほめるタイミングやほめ方の工夫もわかり,とても参考になったといった感想もいただきました。
子どものよい変化に気づくと,ほめ方の工夫も楽しくなって,親子関係がさらにいい方向へ流れていくように思いました。
小倉先生からは,各保護者ごとにコメントやアドバイスを丁寧にしていただけるので,とてもわかりやすく,
安心した気持ちになれるように感じました。
また,今回のペアトレでは,原田先生と学生さんによる役割演技もあり,参加者にとってわかりやすい内容だったと思いました。
さて,大人達がペアトレで頑張っている間の子ども達はというと
ボランティアさんと一緒にプレイルームで,和気藹々と楽しく過ごしていました。
ご挨拶の後,新聞紙を使った遊びを行いました。勝ち負けにこだわることなく楽しむことができていたようです。
ボランティアさんに絵本の読み聞かせもして頂きました。
おやつも仲良く食べて楽しい時間を過ごすことができたようです。
回を重ねる毎に会の雰囲気にも慣れてきたようで,落ち着いて過ごすことができました。
オーティの会は,親のための会ですが子どもたちも安心して過ごせる場になっていっているようで
とてもうれしいです。
これも,ボランティアさんがいろいろと工夫してくださっているからこそです。
大変お世話になりました。
次回のペアトレは2月と,だいぶ先になりますが,子どもたちのいいところをたくさん見つけていっぱいほめて
笑顔で年末年始を過ごしたいものですね。
インフルエンザにノロウイルスと冬はやっかいな病気も流行りやすいですが,
皆様,お体には気をつけてくださいね。
第3回 ペアトレ
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