三連休の最終日、20日(月祝)に今年度最後の活動となる定例会と話楽会を開きました。
子ども会活動が重なったり、発熱でお休みの子どもさんもあり、
カンガルークラブ(子ども活動)は、いつもより少ない8名で活動でした。
この日は、ボランティアで関わって下さっている鳴門教育大学大学院生が考えた魚釣り!!
色んな海の生き物を紙に書いて、切り取ったり、竿を作ったり準備から取り組みました。
出来上がった魚やエビ、タコなどをブルーのシートに泳がして、魚釣り開始。
キャッチ&リリースを楽しんでいるお子さんもあり、それぞれのペースで楽しい時間を過ごしました。
この日は、来月予定されている子ども活動のために、国府支援学校の伊坂公康先生が
子どもたちの様子を見に来てくださいました。
後半は、9月からペアトレに参加予定のご家族のいる茶話会に合流して下さって、
身体の使い方の何故について、色々教えてくださいました。
便利な世の中になって助かることも多い反面、暮らしの中で自然と身に着けてきたことが
出来なくなっていることもあります。
育てるためには・・・、なるほどなぁと腑に落ちるお話でした。
発達に凸凹があると、「障害があるから出来ない」と考えがちですが、
「出来るために必要なことが何か」を知ることが大切だなと思います。
様々な活動が知る一つのきっかけとなるよう、進めていこうと思います。
さて、別室では、ワークショップをしています。
この日は、都合で欠席が多く3家族の方で、児童期のソーシャルスキルトレーニング(SST )についてでした。
以下は、参加者のお父さんから聞いた様子を紹介します。
コンビニで買い物をする際と、少グループ内での人との接し方の課題分析を皆さんとしました。
それぞれの子どもの特性に合わせて、どこまでできるのかの視点でSST を進め、
個々が成功体験を経験することで、最終的に自分に適したやり方(スキル)を選んでいけるように→
自分のことは自分で決める力を育ていく(周囲は見守る)→社会で生きていく力(自立へ)を身につけられることを学びました。
家でワークショップの話をした際に、出来ないであろうと思い込んでしまう視点が、
少なくとも無意識に親の私たちにあったのではと思いました。
子どもの特性をうまく活かす方法は、どんなことがあるかを考え方ことができたワークショップ内容でした。
2017年9月からは、就学前から小学校低学年の方が参加の新規のペアレントトレーニングが始まります。
今までペアトレやワークショップに取り組んできたご家族は、新しい形での学びの時間が始まります。
ペアトレにご興味のある方は、お子さんと一緒に参加できる機会です。
仲間と共に学ぶ時間は、自分だけじゃないと思えたり、目から鱗の視点が見つかったり・・・
「なんだか難しそう」
「続けられるかな」
不安もあるかもしれませんが、ちょっと先を歩く仲間だったり、だいぶ先を歩く仲間がいます。
ちょこっと覗いてみませんか?
長くなりましたが、あと少し話楽会の様子をご紹介します。
ご家族以外の方も来てお話出来る集まりです。
この日は、5名。
体調に波があっても出来る仕事についての話だったり、一人が気楽と思う人が参加できる企画は?
何やかや話してると閉館時間、慌てて片付けて解散としました。
2016年度のあっという間に終わり、各種報告書の作成やら8月に控える全国大会in香川の準備etc
バタバタですが、2017年に向けても予定が決まり動きはじめました。
関わって下さって全ての方々に心からお礼申し上げます。
活動を支えて下さる多くの方のお力添えがあって、継続した活動が叶っています。
2017年も、どうぞ宜しくお願いいたします。
定例会⑨&話楽会⑨
投稿日: