秋晴れの5日(日)は、今年最後の定例会。
子どもたちは、調理活動を楽しみに待っていました。
以下は、ボラリーダーからのリポートです。
今月は、サンドイッチとベビーカステラ作りを行いました。
サンドイッチは4種類、ベビーカステラは2種類用意したので手順が多く、中には時間のかかる作業もありましたが、みんな調理に積極的で予定通り完成させることが出来ました。
今回は、親御さんの分も作るとのことで張り切り、最後の片付けまで手伝ってくれました。
久しぶりの調理でしたが、皆さん非常に楽しんでくれた様子で、帰りに自分で作った物を持って帰る時には、大事そうに抱えて帰ってくれたのが印象的でした。
コロナが落ち着いてきたとはいえ、まだ油断は禁物。
この日は調理のみで作った物は持ち帰り、ご自宅で楽しんで頂く事にしました。
さて、子どもたちの活動の間、ご家族は子どもたちの進路について話しました。
来年5年生になるお子さんのいる母さんに話題提供して頂き、進路選択経験のある母さんを含め、体験談や悩みを相互に話して頂きました。
一人ひとり個性も違うし環境や状況が異なるので、「正解」はありません。
話しを聞くことが迷いになる事もありますが、相互に話をする事が今の状況を振り返るキッカケにもなります。
成長のステージに合わせ過ごす環境や学びの内容、関わる人は変わっても、子どもと家族の関係は切れる事なく続きます。
「タイムマシーンで将来の姿が見られたら良いのに」上手くいくこともあれば、しまったと思うことがあるのが人生。
その時は立ち止まり、経験を糧にして、また歩みを進めれば良いよね。
「どの進路を選ぶにしても、最後は腹を括って選択しよう」
そのためにもメリット、デメリット両方を理解して、子どもにも分かる形で情報共有して共に考える事を大切にしたいものです。
「親が良かれと思い、勝手に進めた事で上手くいった事はないなぁ」
言葉で十分な意思を伝えられない小さな子どもも、しっかりと自分の意思があり体全体で伝えます。
「伝えても分からないから・・・」そう思わずに、分かる事を前提に考えましょうよ。
様々なコミュニケーションツールもあり、子どもさんに合う方法が見つけられますよ、きっと。
Let’s think!
2021年の定例会はこれで最後。
今年もコロナに一喜一憂、予定の活動が変更になる事もありながら、多くの方々のご協力で滞りなく活動を終える事ができました。
ありがとうございました。
ボランティアとして2年間、活動に関わって下さっている鳴門教育大学M2生が社会に巣立つ日が近づいてきました。
次回2022年最初の定例会は、今までの感謝の思いを込め、旅立ちの記念にお渡しするメッセージカードを作ります。