気持ちに耳をすます時間

8月17日午前、「クローバーの木かげ」に5名の方が集まりました。


静かな時間の中で、家族との関係、一人暮らしのこと、そして「親なき後」の相続についてなど、日々の暮らしの中でふと立ち止まりたくなるような話題が自然と広がっていきました。


少人数だからこそ、話すことも、聴くことも、どちらも丁寧にできる。
「言われていないけれど、周囲にはいい年をしてと思われているのでは…」という不安も、話すことで少しずつほどけていくような、そんな時間でした。
「まずは、自分の気持ちに耳をすませてみる」
「他の人の気持ちを想像して、振り回されすぎないように」
そんな言葉が交わされる中で、「理由がなくても、気が乗らない時は行かなくていい」という考え方にも触れました。
たくさん説明しないと断れない…そんな経験が、言いづらさにつながっているのかもしれません。
この場は、言葉にならない思いをそっと置ける場所。
誰かの言葉に、自分の気持ちがふと重なるような、そんな瞬間がいくつもありました。

これからの「木かげ」のかたち

今回の語り合いを通して、「30歳以上の方が少人数で安心して話せる場」として、これからも「セレニティー」や「木かげ」を続けていこうという声が自然とまとまりました。
年齢や経験に応じたテーマが出てくるこの場は、これからも大切に育てていきたいと思います。


次回のお知らせ

次回の「クローバーの木かげ」は
9月23日(祝・月)午前9時~12時
徳島県立障がい者交流プラザ 3階 OA研修室 にて開催予定です。
30歳以上の経験を重ねた方だからこその語らいの時間を共に過ごしませんか。