心の内を分かち合う濃密な時間

8月15日、「オーティの会」女性の会セレニティーが開催され、お盆期間にもかかわらず6名の方が参加しました。
帰省中でご家族に送られてきた方は、お母様と一緒に参加された方もいらっしゃいました。

当初の予定時間を大幅に超え、4時間にもわたる濃密な語り合いとなりました。
参加者の30代女性たちからは、将来の暮らしや金銭面について、具体的な話が次々と飛び出しました。

また、母親との関係に悩む声も聞かれました。
「やればできる」と期待されるがゆえの苦しみ、つらい過去が頭から離れない苦痛、そしてそれが周囲に理解されないことへの苛立ちや悲しみなど、普段は言葉にできない心の奥底にある思いが、少しずつ語られる場面もありました。

回を重ねるごとに参加者の間には自然と共感が生まれ、お互いの本音を安心して話せる場になってきています。
仕事復帰に対して前向きな発言が増えてきたことも、印象的な変化でした。

初回の開催時と比べて、皆さんの表情がとても穏やかで明るくなったのが、何よりも嬉しいことです。
同行されたお母様の表情にも、安堵の色が浮かんでいました。

参加者全員で、まずは体調を整えながら少しずつ前に進んでいくことを確認し合いました。

畑での収穫体験や料理といった「手仕事」にも興味があるという声が上がっており、今後の活動も楽しみです。

次回セレニティーのご案内

日時: 9月19日(金)13:00~15:00

場所: 徳島県立障がい者交流プラザ 3階 アートワーク室

お茶をいただきながら、やすらぎのひと時を過ごしませんか。
参加をお待ちしています。