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5月定例会

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5月25日(日)午前の定例会には、16日のセレニティーに続き、徳島大学アクセシビリティー支援室の梅原英裕教授が、学生の皆さんとともに活動見学に来てくださいました。
毎月の活動の流れについては、鳴門教育大学大学院の小倉正義教授から説明があり、その後、梅原先生と学生の皆さんも子どもたちと一緒におにぎり作りを楽しみました。

以下は、ボラリーダーさんからのレポートです。

今月は「自分でつくる楽しさとおいしさを味わおう!」をテーマに、おにぎりと味噌汁づくりを行いました。
おにぎりは、「おにぎらず・ぱたんとおにぎり・カラフルこにぎり」の3種類の作り方から1つ選んで作ってもらいました。
具材にはツナやハム、鰹節、ふりかけなどを用意し、鰹節と卵のふりかけを混ぜてオリジナルのふりかけを作る子もいれば、ご飯を細かく分けて「全種類のおにぎりを作る!」と意気込んでいる子もいて、やる気いっぱいの様子でした。

飾り付けには、のりパンチで顔を作った後、ハムを花の形に型抜きをしてほっぺにしたり、細かく切ったハムをおにぎりにかけたりと、夢中になって可愛いおにぎりを仕上げていました。

味噌汁づくりでは、豆腐と人参のお味噌汁を作りました。
にんじんを花の形に型抜きしたり、豆腐をスプーンでくり抜いて入れるところを、花の型抜きを使ってくり抜いている子もいて、それぞれの工夫が光っていました。
見た目も華やかで、つくる過程から楽しそうな声が聞こえてきました。

出来上がったおにぎりやお味噌汁は、保護者の方と味わい、院生も一緒にいただきました!
今日の活動のことをお話して、和やかな時間となりました。

6月はお祭りでよく見かける物をつくったり、お祭り気分で様々な遊びを予定しています。
来月の活動も楽しみにしていてください!

毎月の活動内容は、ボラさんたちが企画準備をしてくださっています。
6月活動も楽しい内容になっています。

さて、子どもたちの活動中には、見学に来られたご家族を迎え、お茶と梅原先生からのお菓子をいただきながら茶話会を開催しました。
お子さんが抱える困り感が具体的にどのようなものなのかを共有し、ただ解消を目指すのではなく、その原因を見極め、見通しを立てた上で、どのような関わりが必要になるのかを考える時間となりました。
専門医の見立てから以降の支援を考えることで、子育ての不安が少しずつ和らいでいくのではないでしょうか。

進路を考える際にも、年齢の近い子どもを持つ方から情報を聞くことで、具体的な学校生活のイメージを持つことができます。
最近ではインターネットで情報を得ることが主流になりつつありますが、情報の真偽は定かではありません。
横のつながりが希薄になりつつある今だからこそ、直接「生の声」を聴く機会を大切にしたいと考えています。
出来ない理由を探すよりも、不安を抱えながらでも一歩前に踏み出せるような時間を提供できればと思います。

次回活動のお知らせ

次回の活動は 6月22日(日)9時15分~12時 に開催します。

  • 前半(1時間):高校生以上のディスカッション
  • 後半:中学生以下の子どもたちが、お祭り気分を楽しむ工作を行います

引き続き、体験活動や見学会も実施しています。
ぜひ気軽にご参加ください。
お待ちしています!

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