12日のはぐくみ交流会の様子を松尾さんが寄せてくれました。
初めて全員が揃って開催することができた6月はぐくみ交流会。
随分梅雨入りが遅れていることもあって良いお天気でした。
この日はいつも来てくれている大学生ボランティアが授業で、代わって四国大学の先生がお二人、
オーティの会の理事が見守りに来てくださいました。
そのこともあってか?3人とも宿題を15分ほどで終わらせることができたので、おやつの時間を前倒しして遊びの時間を1時間近くも取れることに!
「今日は遊びの時間がたくさんあるけど、お部屋でゲームするのと公園に行くの、どっちがいい?」と問いかけると、4年生のTくんと2年生のRくんは「公園行きたい!」
なんでも追いかけっこがしたいそうで、答えるや否や荷物の整理を始めました。
Rくんは初めてはぐくみ交流会に参加した際、お部屋で絶対に過ごしたいと主張していたのですが、公園に行ってみると意外にも楽しかったらしく、今回はお外に行く気満々です。
一方、1年生のYくんは、最近オーティの会が購入した「人狼ゲーム」のカードを握りしめて「お部屋でこれがしたい」。みんなお外行くけどどうする?と聞くとしばし沈黙。
みんながお外行くなら自分も行きたいけど、今日はゲームの気分。
どうしよう…という心の葛藤が聞こえてきそうなくらい困った顔をしていたので「公園にカードを持って行って、ベンチに座ってするのはどう?」と提案するとこくりとうなずいてくれました。
周りと自分の意見がぶつかりそうな時、怒ったり泣いたりせずに冷静に考える時間を持てるってとても素晴らしい力だなぁと感じます。
公園に行くと同行してくれた先生方も巻き込みながら、かくれんぼや鬼ごっこなど汗びっしょりになるまで走り回って遊びました。カードゲームがしたかったYくんも、時々鬼ごっこに混じったりしながら休憩がてらカードゲームをしたり、もしかしたら一番効率的に時間を使っていたかもしれません。
ルールを途中で変えようとする子、それを阻止しようとする子、そもそもルールとか全然気にしない子など本当に様々。
それでも、その中で何とかみんなで一緒に遊べるように交渉したり説得したり別の案を出したり、工夫する様子が所々伺えるようになっています。
帰りは名残惜しく、なかなか帰りたがらなかったRくん。
もしかしたらインドア派かなと思っていましたが杞憂だったようです。
Tくんは回を重ねるごとにどんどんお兄さんになり、低学年の自由なメンバーを優しく見守ってくれています。
子どもたちが活動している間、母さんたちとロビーで情報交換をしました。
歯科治療についてや自分で出来るサポートツールの話、日々の出来事など、あれやこれやたくさんの話が出て、あっという間に終了の時間となりました。
この時間が、母さんたちにとっての情報交換の場だけでなく、息抜きの時間になればうれしく思います。
怒っちゃいけないと思ってはいても、思い通りにならないのが子育て。
そんな共感を持ちながら横のつながりを作っていければと思います。
次回は7月。梅雨の晴れ間を期待したいです。
はぐくみ交流会③
投稿日: