師走に入りました。
2日のクローバーは、ふらっとKOKUFUをお借りして集まりました。
いつもは小分けしたお菓子と飲み物を用意するのですが、12月はパンと蜜柑。
パン屋さんで早朝働いている方に頼んで、いろんな種類のパンを買って来てもらいました。
体調不良でお休みの方が多かったのですが、11人で温かい飲み物をいただきながら、いつも通りのゆったりした時間を過ごしました。
この日、新聞でクローバーの情報を見つけて初参加してくださった方がお一人いらして、都会でお仕事をされ定年後に故郷に戻られたとの事でした。
帰郷して30年近く経ち、近年奥様を亡くされて今はお一人暮らし。
庭で草花や野菜、果実などを育てておられるそうです。
孤独や社会の在り方についてなど、今だからこそ思う気持ちを話しておられました。
弊会も参加していますが、徳島でも孤独・孤立対策連携のプラットホームが立ち上がり、様々な取り組みが検討されているところです。
中でも、男性はコミュニティに参加しづらいと感じる割合が女性より多いのではないかと話題に出ていました。
「デイ等色々な集まりがあるが、囲い込みをされるような集まりは好まない」
そんな思いをお持ちだそうです。
個人のニーズに合う、幅を持たせた関りの機会を考えられると良いですね。
クローバーに参加している孫ひ孫世代の若者たちにも気軽に声を掛けてくださって、祖父母と同居している若者は、帰り際に握手をして「また来てください」と入れ口までお見送りをしていました。
世代に関係なく、気が向いた時にふらっと立ち寄れる場所が地域の中で増えていくと嬉しいですね。
また、職場での人間関係の悩みについての話も出ました。
職場は、様々な考え方の人たちが集まり仕事をする場所ですから、当然合わない方もいます。
声や態度が大きい相手であれば、遠慮して無理に合わせる場面もあるでしょうが、合わせたり引いたりしたところで、所詮こちらの想いをどう受け取るかは相手の問題です。
不要な関りは極力減らす、挑発されても相手にならない対応でやり過ごすのが良いかな。
「一人で抱え込まずに話をすることで、違った見方があることを見つけた。」
クローバーは、そんな時間が過ごせる場所でありたいと思っています。
この日で2023年のクローバーは終了。
一年間たくさんの方が来てくださって、お花見やバス遠足など充実した楽しい時間でした。
参加してくださった皆さま、ご支援ご協力くださった皆さま。
ありがとうございました。
2024年も変わらぬご支援ご協力をお願いいたします。
年明け最初のクローバーは、1月6日(土)13時～16時30分。
集まる場所は、徳島県立障がい者交流プラザ2階会議室です。
温かい飲み物をご用意してお待ちしています。