はぐくみ交流会⑩

一月のはぐくみ交流会は、子どもたちの体調不良で急遽お休みになりました。
二月は、雨の降る寒い一日でしたが元気な顔を見せてくれました。
いつも四国大学からボラさんが来て下さっていますが、この日は、初の男子学生二名。
三年生、四年生の男子二人なので、若い世代のお兄さんとの関わりは、良い経験になります。
以下は松尾さんのレポートです。
この日は、春先らしいヒンヤリとした雨の中ゆっくりとスタート。

部屋に入ってくるや否や、手持ちの傘や長靴の話に始まって、学校で調理クラブのことやそこで食べたチョコレートフォンドュのことなど、ボランティアさんへのお話が止まらなかったYくん。
宿題が始まると一転、しっかり切り替えて黙々とプリントを片付けていきました。
一方のTくんも時折ボランティアさんに話しかけて気が逸れそうになるも、一生懸命終わらせて予定時刻よりも早く宿題を仕上げました。
なかなか集中しづらかった初めの頃を思うとYくんもTくんもものすごい成長！
毎日の学校生活やお家での取組みのおかげですね。
遊びの時間は、Yくんはやはり大好きな読書。
Tくんは、ボランティアさん二人を相手に「ケツミントン」というゲームでひとり大奮闘しました。

「ケツミントン」はクレヨンしんちゃんがキャラクターになっている、人形から出てくる空気で羽を飛ばしてラリーするテーブルゲームです。
何度かチャレンジしているからか、コツを得ているTくんのお気に入り。
「こうするとうまく行くよ」とボランティアさんにアドバイスする場面もありました。

Yくんはこの日、ちょっとシュールな面白さの絵本を静かに、たまに朗読しながらじっくり楽しみました。
好きな場面を指差して教えてくれることも。。

次回で今年度のはぐくみ交流会も最終回です。
三寒四温真っ只中ですが、全員が元気に会えるよう体調管理には気をつけたいものです。
子どもたちが活動の間、ロビーでは、母さんと情報交換をしています。

日常の様子から始まり、23日の酒まつりの話や5月のマルシェの話、あんな話こんな話etc
オフレコ情報も含め、いつも時間オーバー。
子どもたちがお別れの挨拶をしたところで、ロビーのピンク電話が目に入ったT君。
この電話、ダイヤル式なんですよー。

今どきは、家電話も携帯もボタンを押すのが主流です。
使い方の分からない子も多いですが、母さんに教わっていたようでダイヤルに指をかけてジーコジーコ。
懐かしい音を響かせていました。
ボラさんも興味深そうにガン見していました。
特別な場面ではなく、日常の暮らしの中にもたくさんの出来たを経験する機会はあるものです。
そんな、何気ない時間を大切にしていければ良いなと思っています。
さて、3月19日(火)で今年度のはぐくみ交流会は終了です。
元気に会いましょう！