「新年明けましておめでとうございます。」の挨拶から始まった2023年最初のクローバー。
年末年始の様子などを話しながらスタートして、この日のお茶請けは高知土産のお菓子。
都合でバス遠足に行けなかったメンバーさんにも、旅の味をおすそ分けです。
前日にブログを見て連絡があった、生き辛さを抱えながら暮らしていると話す青年も来て下さり、今の生活の様子を伺っていると、いつも参加している青年メンバー二人が到着。
「あれ、○○君と○○君?」
「僕、○○」
偶然にも、彼らとは小中学校の同級生!
世の中、いや徳島は狭いと実感。
しばらくの間、昔話や今の生活について、話が弾んでいました。
他のメンバーは、これまた何時ものようにゲームをしたり、ネット検索したり、読書したり、四方山話をしたり、それぞれの時間を過ごしていました。
障害年金の申請をしていた女性からは、「やっと年金申請が通りました」との報告が。
足掛け7年くらい時間が経過していたでしょうか、ご本人も「これで、いつの日か一人暮らしになっても、生活する事が出来る」とほっとした様子。
大卒ですし、金銭管理や車の運転、生活にかかる事柄は基本出来ますから、見た目だけでは障害があるようには見えません。
でも、手帳を取得するまでの年月は、彼女にとって上手くいかない事の積み重ねであった年月で、周囲に理解して貰えない苦しみや辛さは如何ばかりだったかと思います。
幸い、大学の学びも通し、自己理解が深まっていた事が彼女の心を支えていたのか、二次的な症状で服薬しながらも、障がい者雇用で仕事を続ける事が出来たのは幸いでした。
初参加の青年も、今の自分の置かれた環境を思ってか、熱心に話を聞いていました。
ともすると、コミュニケーション力の不足や怠け、努力不足と責められる事が多い彼らですが、自己理解や環境整備で持てる力を発揮する事は十分可能です。
箱モノが次々作られる事だけで良しではなく、彼らの抱える悩みが誤解なく浸透し、誰もが暮らしやすい社会になる事を願ってやみません。
この日の話は深いものが中心でしたが、2月に予定している今期最後のバス遠足の話でも盛り上がりを見せました。
池田から香川県金毘羅までのルートで、チラシができ次第アップしますので、高知バス遠足同様にメンバー以外の方ともご一緒出来たらと考えています。
次回クローバーは、2月4日(土)13時~16時30分。
場所は、徳島県立障がい者交流プラザ3階アートワーク室でお待ちしています。