2月のクローバーは日差しが暖かくて、部屋の換気をしても寒くない、そんな一日でした。
初めての方が3組来られ、入れ替わりながら10名。
いつもは顔なじみが多いこともあり、自然と小グループに分かれて話すことが多いのですが、この日は色々と話題を変えつつ全員で話に花を咲かせました。
参加者それぞれに病を抱えており、診断が付くまでの事や治療が始まっての事、今も続く通院の事、仕事の事など話題は色々。
最初は緊張した様子も見られましたが、徐々にリラックスムードに。
今までのクローバーの活動話も織り交ぜながら、和やかな時間を過ごしました。
お母さんも数人来られて、今進めている一人暮らしの進捗状況を聞いたり、経験を通した情報の提供をしたり。
コロナが仕事にも影響を及ぼし、そのことで家族の関係がギクシャク。
予想しなかった現実に、家族の仲を取り持つ役割を担っているお母さんの心労は相当です。
ご本人は一人暮らしを希望していても、現状を考えると難しいと思っておられたご家族もコロナをきっかけに一歩前に進む決断をされました。
子どもとは言え三十路、今までは忙しい仕事の合間を縫ってお母さんが食事の用意から買い出しまで多くの事を助けておられましたが、親の体力も若い頃のようにはいきません。
相談支援事業所に繋がり、ようやく直接ご本人と相談員が一人暮らしについて話しの出来る体制が整いました。
折々に話を聞いており、熱くなる余り、時には厳しい事を言って、「傷つけたかも」「ほかの言い方が出来たかも」など気持ちが沈むこともありましたが、心を決めたご家族にエールを送りたいと思います
初参加のお母さんは、息子さんが発言する度に「空気が読めないので」とハラハラされていましたが、その気持ち痛いほど分かります。
考え方も感じ方も人それぞれ、正解のコミュニケーションは誰にも分りません。人の言動を非難や中傷などしなければ、クローバーでは空気の読めない発言があっても心配無用です。
ひと月に一度ですが、来たい時に来られる場所であればと思います。
4月には、屋外でお花見が出来ると良いな。
次回は、3月6日(土)13時~16時30分です。
徳島県立障がい者交流プラザ2階会議室で会いましょう。