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子育て支援セミナー

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2月8日(水)の午前中、阿南市羽ノ浦情報文化センターで開かれた、
社会福祉法人 宝田寮主催の「子育て支援セミナー」でお話をさせていただきました。
パワポ
50名程の地域支援に関わる方々が参加され、会場は、満席でした。
開会の後、南部子ども女性相談センターの櫻井課長さんから、
「現状と課題」が報告されました。
昨今、TVで虐待報道を見聞きする機会が増えましたが、支援が入っても尚、
厳しい現状があることを伺い、暗澹とした気持ちになりました。
その中でも、より良い方法を模索して行動する職員の方々の
思いが伝わるお話でした。
後半は、理事長としてオーティの会活動の簡単な紹介をした後、
まもなく25歳となる息子の誕生時から今の暮らしまでを軸に、
育ててきた母として感じたこと、思ったことなどを話ました。
皆さま熱心に耳を傾けてくださって、メモを取られていた方もありました。
講演後の質疑応答では、「就労移行支援について」「子育て時のストレス解消について」
「兄弟児の対応について」「支援者が子どもの状態を家族に伝える時に気を付ける事」
「クラスの子どもや保護者に対して、行動特性をどの様に伝えていけば良いか」など、
終了時間いっぱいまでご質問をいただき、自分の経験や考えをお伝えしました。
慈愛に満ちた母だから発達に凸凹のある子どもを育てられたのではなく、
様々な葛藤をしながら工夫を見つけ、子どもと通じる時を経て、愛情を育んできた子育てです。
子どもにどう関わるのが良いのか分からない、出口の見えない不安の中で長い時を過ごしました。
「叩いたこともある、暴言を吐いたこともある」
「ただ、周囲に相談が出来る、話を聞いてくれる人がいた」
一緒にオーティの会の活動を支えてくれている仲間がいて、今があります。
人付き合いが上手な人ばかりではありません。
自分から相談したり、声をかけられても受け取れない人もいます。
「それじゃダメよ、こうしなくちゃ!」
良かれと思っての関わりが、相手の思いや考えを否定していることもあります。
子どもとの関わりでも、そのようなことが沢山あったのだと思います。
本人の考えを否定することなく、より過ごしやすい形で対応できる方法を
一緒に考えてみる。
25年間の中で、やっと最近、そう対応できる時が増えたかなぁ。
最後になりましたが、セミナーの講師を務めさせていただくには、
社会福祉法人 宝田寮さんとのご縁がありました。
会のHPを見てくださって、27年11月の宝田寮職員研修で講師をさせていただき、
今回のセミナーにも声をかけて下さいました。
また、偶然ですが、子ども活動のボランティアで来て下さっていた方が、
宝田寮の職員として就職されています。
8日も受付を担当されていて、久しぶりの再会でしたが、
元気で活躍されている姿が見られて、とても嬉しかったです。
児童養護施設の職員として、細やかな心配りと、時には厳しく接する必要もある仕事です。
まだまだ経験が浅く、日々奮闘しているようですが、
これからも強い志で子どもたちと向き合っていくことと思います。
「多くの繋がりがあって今があること」
現実の壁の高さに押しつぶされて、うつむく日もあります。
でも、今までのご縁を大切にしながら、また今日から顔を上げて前に
身の丈にあった速さで歩んでいこうと思います。

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