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2月定例会

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21日は、先週の雪の降る寒さから一転、日差しの強い暖かな日でした。

この日は、子どもたちは体育館で体を使った活動をしました。
以下はボラリーダーさんからの報告です。

今月は、体育館でPK、フライングディスク、ボードゲーム、ダルマさんの1日を行いました。


最初にあげた3つを1時間でペアを組んで行って貰い、その後の30分学生も全員でダルマさんの1日を行いました。
それぞれ好きな事には差がありましたが、みんな各競技を楽しんで行うことが出来たのが印象的でした。

ペアを組んでいる子の順番を待ったり、各ゲームが終わると片付けを手伝ってくれるという姿が随所に見られました。
沢山のことを今回はしましたが、次の課題への切り替えもスムーズでした。
最後はみんなで今回卒業する大学院生とお別れをしました。

子どもが活動中、ご家族は別室で茶話会です。
この日も小倉先生に入って頂き、各々「こんな時はどう考えたら良いの?」のアドバイスを頂きました。

「学校では適応的に過ごしているが自宅でストレスが爆発する時がある」 
感情が爆発している時の家族の感じ方について、冷静な時に話をするのは大切。もっと大切なのは、楽しい感情の表出をしている時に掛ける声。
アドバイスを聞くと「そうそう」と思うけど、案外スルーしている事ですよね。兄弟姉妹にも配慮が必要で、感情を受け止める係?にしないように考えたいものです。

金銭管理については、文章には起こしませんが結構踏み込んでお聞きしました。幼いころから成長に応じて、こんな時はどうする等含めて相談しながら決める。
お金に限らずですが、親が良かれと思って相談なく決めるでは、やらされた感だけが残り辛いもの。
諸々アドバイスを頂きましたが「困った」が言える信頼関係が築けている大切さ。
ヘルプが出せるように、成長をバックアップしたいものです。

二年間ボランティアとして関わって下さったM2生は今日の活動が最後になりました。
「活動を通して、どのように学生が子どもへの関り方を学んでいくか」を研究した方からご家族へ論文の報告を頂きました。

オーティの活動では、希望する方に大学院の2年間を通してボランティアとして子どもに関わって頂いています。

単なるお手伝い的な関りではなく、年単位でリーダーと会計を選び、子どもの様子を基にしてリーダーを中心に相談し、年間活動予算を考慮して活動内容を決めて頂きます。
子どもやご家族、学生、関わって下さる全ての方が共に育ちあう時間にしたい。これは、活動当初から20年間変わる事の無い思いです。

机上で学んだ理論だけでなく、関りから感じてもらう感覚は大切だと感じます。そんな思いを受け止めて頂いた論文内容に胸が熱くなりました。

社会に巣立つ皆さんの前途に幸多かれと、会員一同祈っています。

2年間ありがとございました。

3月からの新リーダーと新会計に活動のバトンが渡りました。
2021年度活動日程も決まり、次に進む準備が整いました。

引き続きコロナ感染予防に気を配りながら、ゆるゆると活動が続きます。

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